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沖縄の風習で「うちかび」と呼ばれるこの黄色い紙は、あの世のお金として故人にあげるもの。供えたご馳走と一緒に家で燃やし、灰は外に捨てる。こうして、故人にあの世でお金や食べ物に困らないよう土産を持たせるのである。たくさん持って行けば、あの世で出会う人にもおすそ分けして友達をつくり、楽しく過ごして下さいという願いを込めている。