バンザイクリフ

というところに観光ツアーに参加して行った。
素晴らしい崖と、青い青い海。
しかし、1944年7月7日この海は真っ赤に染まったのです。
今から63年前の1941年(昭和16年)12月8日。日本軍の真珠湾攻撃に端を発した、
太平洋を舞台とする二十世紀最大の戦争は、次々に拡大していきました。
マリアナにB-29の基地を造ることが急務となったアメリカ軍は、当時日本が統治していたサイパンを急襲したのです。
膨大な武器・弾薬・物資を背景に攻めるアメリカ軍。
北へ北へと追いつめられた民間日本人(老人や婦女子)
日本に一番近いサイパン島の最北端の断崖。
現地名はプンタン・サバネタ(サバネタ岬)
日本人(女も子供も)は、アメリカ軍の捕虜になるのは恥だとして「天皇陛下バンザイ」と叫びながら自らその崖から飛び降りたのです。
犠牲者は1,000名を超え、ある記録では、10,000人を超えるとも言われています。
その時の悲痛な叫びを忘れぬように、それ以降ここは「バンザイ」と呼ばれるようになったそうです。
このサイパン戦での総戦死者は、双方合わせて約4万5千人を上回るとされる。
アメリカ軍のサイパン島占領の後も、太平洋各地で13ヵ月にわたり戦いが続けられ、1945年(昭和20年)8月6日サイパンの隣のテニアン島を飛び立ったアメリカ軍機B-29は、広島市に最初の原爆を投下、その3日後には長崎にも投下し、
日本の無条件降伏の時期を早めました。
そして1945年8月15日に日本の全面降伏により戦争が終ったのです。
(参考、引用:http://www.yasi.jp/topic/irei/