2005-08-09 赤 この薔薇の刺 貴方が触れる度鋭くなった 長い長い一日は 終わった 鳥の声 鼻歌 道草 色んなものが見えてきたただ赤が ただ赤が取り残されていた 朝 あの刺は もうあの刺は 無言になっていた 朝 昨日に引き戻される隙を与えないように 光の下にいることにした