あの頃の幸せ
嘘でもよかった
夢でもよかった
私が信じていたから

あの時の言葉
あの子にもあげた言葉でもよかった
嬉しかった
あなたに包まれていたから

勝手に見つけたその居場所
ある瞬間に消えてしまっていた
結末のない本みたい
海が消えた海岸の様
貝殻を手に取り ワケを探す
ワケなんて知ったところで
あなたがいないんじゃ意味ないのに


嘘で隠された夢を信じていた
怖かったカタチなきものを信じていた


初めから無いもの
初めから始まりなんてないものだった
だから悲しくもない
失ったものなんてない
そう思えばいい


夢だった
あの時間は夢だった
あなたとの未来 描いた ひそかな夢があった
でもまだ望んでいる
あなたとの夢
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