流れ出す歌

何を信じていいのかわからない
何も信じられないと崩れてしまった私がそこにいて
まだないはずの未来が見える
言葉ひとつで
小さな音をたて 潰れてしまえる弱さなんだ
オルゴールの不快な音が消えない


でも あなたと出会い
穏やかな波の音が聴こえて
もう一度夢を見たくなった
海で遊ぶ風みたいに
気持ちが軽く ふわり さらり
素直に喜んだ

強くはないけれど
信じてみたいの
あなたの歌を聴きながら