てのひら

君がいなきゃだめだなんて思わない
だけど咲き始めた花の色は
今にも消えてしまいそうだよ
掻き立てようと踊り続けた
孤独を隠して笑ってみせた
一人で輝いてみせると踊り続けた
君が手をつないでくれるようにと願い
流れ星を待っていた
涙が流れた
月の背中
誰も届かない
届かない


つなぎたいのは 君だけ


嘘など吐いたっていい
世の中なんて嘘の中
何かを守った嘘で 何かを失っていくもの
ただ君との仲に
嘘のない温もりがあるならいい
信じる人がいる力で生きていける
それが君で
君が僕なら
どんなに離れていても幸せなこと